工学部(2)

物理工学科

そういえば最近「アンドロイド観音」が登場したらしい。仏教と科学の類似性は量子論の分野をはじめとして多数指摘されているが、ついに工学の方面でも仏教との繋がりが求められるようになったということか。一介の東大生としては、むしろ「アンドロイド総長」とか「アンドロイド教員」とか作って欲しいもんですね、大学の経費節減になるから学費も減ると思うし。いや、実際にできたらノーベル賞もんですよ、ほんとに。

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 32 41 33 6.5 6.1 6.8 78.8 77.5 78.1
全科類 3 14 3 6.4 6.2 6.6 78.4 77.3 78
2 理Ⅰ 12 97 14 * * * 76.0 76.2 76.2
全科類 5 119 3 * * * 74.6 75.1 75

計数工学科

最近のAIブームにより、新たにガチプロたちの巣窟になりつつある魔境。学生たちも一癖揃った者たちばかりであり、学科Slackで「治安最悪」「治安がない」といったスタンプが飛び交う。肝心のカリキュラムの方は大学院に進学することを前提にして組まれており、他の多くの学科が研究室配属を4月に行うのに対し、計数工の研究室配属は8月。全然研究させてくれないので、M進せざるを得ないという算段である。でもたまに学部就職しようとする人もいるとかいないとか。

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 33 61 33 7.3 6.9 6.6 78.3 78.6 78.4
理ⅡⅢ 3 8 3 7.1 7.7 6.9 79.7 81.6 76.2
全科類 2 39 2 8.1 7.5 * 78.2 80.5 82
2 理Ⅰ 18 127 18 * * * 75.3 76.6 75.8
全科類 3 166 3 * * * 74.6 75.8 73.9

マテリアル工学科

漢字に変換すると「待て現実幸楽科」。駒場時代に遊びすぎて希望の学科に行くだけの進学選択の点数が足りなかったテニサーやスペウェイがせめて工学部に進学だけでもしたいと願って創り出した、幻想上の学科だ。底点の低さは工学部の中でもトップクラスで、入りやすい。空想上の学科なので、その内実は読者諸賢の想像力にお任せする。ちなみにA〜Cに細分化されていて、Aはバイオマテリアルコース、Bは環境・基盤マテリアルコース、Cはナノ・機能マテリアルコースである。通称「マテ工」。

マテリアル工学科A

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 8 7 7 #~3.0 #~4.4 (~3.7) 67.8 68.0 72.1
理ⅡⅢ 10 5 3 4.8 4.3 4.7 69.8 68.8 #71.9
全科類 3 2 - 5.8 4.1 3.9 * * *
2 理Ⅰ 7 92 7 * * * 60.2 57.4 #60.5
理ⅡⅢ 2 41 - * * * #69.7 74.6 74.7
全科類 2 135 1 * * * * * *

マテリアル工学科B

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 16 6 6 #~3.1 #~3.6 (~3.7) 64.6 #64.7 66.3
理ⅡⅢ 10 7 3 4.8 4.3 (4.7~) - - 73..4
全科類 3 4 1 5.8 4.1 - * * *
2 理Ⅰ 17 101 17 * * * 63.0 #59.5 61.6
理ⅡⅢ 2 33 0 * * * - 65.8 70.3
全科類 2 137 0 * * * * * *

マテリアル工学科C

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 16 14 14 #~3.0 #~2.6 #(~3.0) 60.8 #55.1 59
理ⅡⅢ 10 8 4 4.8 4.3 (~4.6~) 71.8 73.8 75.7
全科類 3 5 2 5.5 4.1 3.9 * * *
2 理Ⅰ 10 147 10 * * * 62.3 50.7 54.8
理ⅡⅢ 2 38 2 * * * #66.3 - -
全科類 2 186 1 * * * * * *

応用化学科

工学部化生系三学科(応用化学・化学システム・化学生命)の一つ。化学をやりたいけど理化の座学完全英語授業にビビった人はここ。まあ理学部は芋だし、工学部の方が就職強いから、と正当化しやすいのもポイント。超伝導に半導体、有機エレクトロニクスなど、今ではもう目新しさもないが確実に役に立っている分野を扱っているため、社会に貢献したいというご立派な志を持つ人は是非進学して、科学衰退国家の研究力を支えてほしい。

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 30 20 20 #~2.0 #~3.3 4.4 68.9 72.7 74.2
理ⅡⅢ 3 6 3 5.3 6.2 6.0 74.2 81.9 60.5
全科類 2 3 2 4.0 5.8 X X X X
2 理Ⅰ 22 51 5 * * * #60.7 67.6 #66.9
理ⅡⅢ 4 36 4 * * * 72.8 76.3 69.4

化学システム工学科

名前のせいか、シス創と並び工学部二大Fラン学科という不名誉な印象ばかりが一人歩きしているが、底点を見てみるとしっかり割れている。この「システム」という地雷検出ワードには実は、システム式思考、つまり事象の個々の要素だけに着目するのではなく、全体を俯瞰して要素同士のつながりや相互作用をとらえるという、還元主義と対をなすような意味が込められている。これ自体は、一つのことしかできずにタコツボに篭りきり他者とのつながりを作れないコミュ障東大生をおちょくっているようで好印象だが、学科HPを覗くと、『「化学」×「システム」=未来社会』という意識高い系が好きそうな謎方程式が書かれていたり、「スペシャリストにしてジェネラリスト」など統合自然科学科みたいなことが書かれていたりして、そういうとこだぞと言いたくなる。この底点でジェネラリストとか言われても、何の取り柄もない人に掛けられる「優しそう」という評価みたいで胸がキュッとするのでやめてほしい。

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 23 18 18 #3.5 #~2.6 #(~2.4) #54.6 #52.1 #61.7
理ⅡⅢ 4 12 4 4.7 4.3 #(~4.5) 71.6 72.9 61.7
全科類 5 8 5 3.6 #(???) (???) 65.2 69.3 #60.7
2 理Ⅰ 16 81 16 * * * 52.3 #44.0 #64.7
理ⅡⅢ 3 48 3 * * * 69.2 68.1 67.4
全科類 X X X X * * X X 65.2

化学生命工学科

講義は楽で、実習がしんどい学科の1つ。試験は過去問ゲーのものが多く、そこまで過酷な負担ではないそう。一応出席取っているので救済も期待できなくもない。一方で実験は相応にハードで、2Aで3日、3Sで2日は実験に費やされる。研究室に入ってないのにもかかわらず夜9時まで居残りを喰らうことも。教員曰く、「これからの実験で作業しながら話し合うことが何度もあるから、早めに周りの人と仲良くなってくださいね」。コミュ障の自覚があるならここへの志望は控えよう。

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 17 25 17 5.0 #~3.9 (~2.8) 67.5 71.0 77.4
理ⅡⅢ 11 17 11 5.7 6.2 6.0 76.0 76.7 78.1
全科類 1 14 1 5.6 6.1~ X X X X
2 理Ⅰ 8 61 8 * * * 76.0 76.7 78.1
理ⅡⅢ 7 52 7 * * * #54.7 62.9 72.5
全科類 1 114 1 * * * X X X

システム創成学科

しばしばFランだのなんだのと揶揄されたり中の人たちも自虐に用いたりするという、東大内では散々ネタ扱いされている学科だが、その実態は少しばかり違うらしい。シス創Cともなれば一般人といわゆる「すごい学生」たちが半々でいたりするし、演習で5人組の班を作ると1人ぐらいはWebサービスを作った経歴のある強者だったりもする。一方で、学生の半分は院に進まずに文系就職するし、ある学生が泥酔状態で2Aセメ最初の授業に出席した挙句途中でトイレに駆け込んで【自主規制】したかと思えば、安全学基礎という授業の試験では全然勉強してこなかった学生たちが教室の後ろに固まって座り、お互いにカンニングをし合った結果全員残念な点数を取ってしまうという、とやかくギャグというかエピソードには欠かせない学科だったりもする。結論:シス創はやっぱりFラン。

システム創成学科A

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 22 32 22 3.0 3.2 2.4 58.2 #50.4 #53.0
理ⅡⅢ 4 12 4 4.6 3.7 3.8 71.6 73.0 70.7
全科類 4 23 4 3.9 3.0 (~2.2) 69.4 71.7 68.9
2 理Ⅰ 12 128 12 * :* * 63.3 54.2 59.1
理ⅡⅢ 2 40 2 * * * - 74.6 68.5
全科類 3 175 1 * - * 69.0 - -

システム創成学科B

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 19 54 19 4.9 4.0 4.3 65.1 61.1 44.2
全科類 5 49 5 5.8 5.8 5.1 72.6 72.6 72.4
2 理Ⅰ 11 179 11 * * * 66.0 67.1 65.6
全科類 3 236 0 - * * 64.5 - 73.5

システム創成学科C

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅰ 24 47 24 5.8 5.7 5.9 74.5 73.6 72.7
理ⅡⅢ 2 9 2 7.0 6.7 6.9 81.3 79.3 80.8
全科類 4 34 4 6.8 6.9 6.9 79.8 77.3 77.9
2 理Ⅰ 12 174 12 * :* * 72.4 72.6 72
理ⅡⅢ 2 59 2 * * * 76.1 77.5 83.7
全科類 3 247 2 * * * 64.5 76.0 71.8
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