医学部

医学科

2Sセメスター終了時点での平均点は56点、進学選択参加可能条件をぎりぎり満たした状態で医学部医学科の内定を獲得した理科三類のJさん。都内の某中高一貫女子高出身の彼女を待ち受けていたのは1限まみれの時間割表だった。朝食もろくに食べずに家を飛び出し、8時半ぎりぎりに教室に駆け込む日々が始まる。それが5年生になって東大病院での実習が始まった頃には、1限などという概念自体が消失するという。そんなJさんをさらに追い詰めていったのは、運悪く専門科目と被ってしまった電磁気学の再履修と二外の補修。どうせ自分は医学科進学確定だからと、1年生でサボったツケが今更になって回って来たのだ。それもそのはず、医学科の卒業条件はただ一つ、「全単位取得」。1科目でもミスって再試験を落としたが最後、即留年が確定する。いよいよ追い詰められたJさんは一言、「高校時代にうかつに周りに乗せられて理三なんて志望するんじゃなかった。そもそもあたしはどうしても医者になりたかったわけでもなかったのに。こんなことになるぐらいだったら、大人しく理一に入って機械学習でも勉強すれば良かったなあ」と。今更後悔しても時すでに遅し。さあ、医学部医学科の深淵へようこそ。

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理Ⅲ 65 98 65 76.0 76.0 73.5 72.0 73.0 73.7
理Ⅱ 7 16 7 89.5 87.0 89.5 87.5 90.3 90
全科類 2 48 2 92.5 92.0 91.0 91.2 92.4 88.9
2 理Ⅲ 35 34 34 * * * 60.0 60.9 63.8
理Ⅱ 3 8 3 * * * * * *
全科類 2 46 2 * * * * * *

※2018年度に第二段階の理Ⅱ枠・全科類枠が追加された。

健康総合学科

通称:「健総」。しばしば医学部医学科の陰に隠れがちで東大生にとっての知名度も高くなく、ともすれば「わざわざ東大に入ったのに何で看護なんて勉強するの?」などと同期たちに首を傾げられてもおかしくないが、ゆめゆめ侮るなかれ。その実態は知る人ぞ知る良学科。3つの専修があるのだが、中でもとりわけ看護学専修は看護師の資格を取ることができるため就職でも大変有利。普段の授業は少人数のものが多くプレゼンをする機会も多い。プレゼンで先生から優秀賞をもらえればプレゼントもついてくる。それ以外にも総じて先生と学生の仲もかなり良く、ご飯はしょっちゅうおごってもらえる。例えば、専修を選ぶ際のガイダンスではおでんやシュークリームをおごってもらえたらしい。実習にはナース服を着ることもあるのだが、どのナース服の着るのかをその代の学生たちで決めることができる。テストは暗記系のものと文章を考えるタイプのものが多い。医学部のシステムとして再試験の機会があるため、出席があれば単位を落とすことはそうそうない。長期休みになれば、食費以外の出費をがっつり補助してくれてまで海外研修に行く機会を提供してくれる。当然ながらCOVIDに関する授業も多く、最先端の内容を扱ってもらえ、授業によっては病院の中から先生がZoomで生中継するものもある。電子機器を使ったオフィスワークが人に与える影響について扱った授業では、ある学生がZoom受講の負担を訴えたところ先生はそれを学科長にまで報告し、オンライン授業のガイドラインやアンケートを配ってくれるなど、組織としてのスピード感も学生に対する配慮も他の学科とはひと味違う。

とにかく健総で出来ることは多く、いろんな分野から人の健康にアプローチでき、それぞれ得意な分野を追求できるのが何よりの強み。ここまで色々と書き連ねてしまったが、要約すると、健康総合科学科最高! ということだ。中の人は健総のことをめちゃめちゃ絶賛していた。みんなも進学先に迷ったらここに進学してみよう!

段階 科類 2020 2019 2018 2017 2016 2015
定員 志望者 内定者 底点 底点 底点 底点 底点 底点
1 理科 13 7 7 #(~66.0) 62.0 #(~59.0) #58.5 #47.0 #51.5
全科類 18 6 6 #(~65.0) #(~52.5) 70.5 #56.4 63.1 #62.8
2 理科 11 19 6 * * * - #57.7 #70.4
全科類 20 32 2 * * * #73.0 - #83.0
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